ヘタコカナイ。


by 08design
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30

カテゴリ:勝手に映画批評( 17 )

a0014323_10565889.jpgこの映画を見るのは実に5回目。初めて映画館で見たのが公開直後の2001年だったから、毎年一回は見ている映画。ふと思い立って、またあの独特な感情を体験したくなる。一つ一つのシーンが全て突き刺さってくる感じで、吐き気をも覚えさせる痛さ。そんな中でも開放感に導かれていく展開は、自分の中の何かを改めさせるような、そんな気持ちにもなれる。まさにリリィホリック。中毒。

どこにでもある風景、どこにでもある日常、どこにでもある関係。全てのリアリティがフィクションに思えない感覚。リリィという存在が何かを導いていくきっかけとなる少年たちのあまりにも生々しい現実が痛いほど良く伝わってくる作品。しかしながら、この作品は、激しいほどの賛否両論に分かれる。感じ方や価値観が違うのは当たり前なんだけれど、そういう対立が作品を良い意味でのおもちゃにしている感がする。どちらにせよ印象に深く残るという結果。これは言うまでもなく強いメッセージ性があるのかなと。

自分自身が不安定な時にこそ見る価値がある作品かなと。





評価:★★★★
[PR]
by 08design | 2005-12-27 11:14 | 勝手に映画批評

姑獲鳥の夏

a0014323_10544319.jpg最近、公開と同時に映画を見に行くことが多いのですが、本作品は非常に待ちに待っていた作品の一つです。原作が京極夏彦で初の映画化ともなれば、見ないわけにはいかない。あの京極独特の世界観と絡み合う謎解きの絶妙さ、ついにきたかと・・・感動しております。監督は実相寺昭雄。これまた渋い(笑。ウルトラマンとか特撮関連を撮ってきた監督なだけに、その異色さがどういう形で現れているのか物凄く楽しみでした。

一つだけいえることは、京極作品は一般ウケはしない(笑。

確かに、キャストは素晴らしく(堤真一、阿部寛、宮迫、永瀬etc)、ミーハー的感覚から見れば面白そうに見えるのだけど、京極の価値観を理解できないと内容はつまらないものでしょう。実際、レイトショーで見に行ったのだが、周りのお客さんで寝ている人多数。うざかったけど、事実賛否両論が激しすぎる作品でもあるという事が露骨に表れていた結果でしょう。

雰囲気は、日本でいうところの八墓村とか犬神家の一族みたいなニュアンスに近い。呪いや祟りみたいな日本独特のホラーサスペンスなのかもしれないけど、そこまで毒々しいものではなく、主人公の京極堂があまりにもサバサバしちゃってるので、私にはとてもポップセンスな映画に思えた。

映画の撮り方も60~70年代のサスペンスっぽいオーラが出ており、昔懐かしい感じというか、わざと荒く撮っているのか謎だが、手抜きか?と思わせているのだろうけど、それが味だとも思わせる構成で、それが新鮮にも思える。(なんだかむちゃくちゃだな(笑。

それにしても、主人公の京極堂(堤真一)の価値観が妙に私とリンクして、気持ち悪かった(笑。ものすごく冷めているというか、冷静というか、理論的且つ科学的根拠でモノを話す。感情が出ないオーラ満載の役っぷりがストレートに響いてくる。


まぁ、私にとっては素直に面白いと思える映画でした。シリーズ化を超期待しております。


注目すべきポイントは、スポットライト(ピンライト)。なぜ?って思えるシーンで度々使われているので、注目してみると面白いかも。あと、映画を見た後に必ず原作を読むことをオススメします。原作を先に読んじゃうと映画を見たくなくなります(笑。分厚い原作だけど頑張ってくださいねー。
[PR]
by 08design | 2005-07-19 14:17 | 勝手に映画批評

最近見た映画リスト

実は結構見てたりする、映画&DVD。

・交渉人 真下正義・・・(無難に面白い。室井に期待)
・戦国自衛隊1549・・・(20年前の映画が数百倍面白い)
・宇宙戦争・・・(監督がスピルバーグじゃ無かったら面白かった)
・13F・・・(マトリックスより面白い)
・キューブゼロ・・・(キューブの謎解きみたいなもの)
・バタフライエフェクト・・・(超最高。必見。マジ見てみてよ)
・マシニスト・・・(だんだん萎えてくるが脱力感は好き)



○今年の夏以降に見る予定の映画は以下の感じ


・姑獲鳥の夏・・・(京極堂最高!)
・シンデレラマン・・・(ラッセルクロウ最高!)
・ヒトラー最期の12日間・・・(esの監督が作ったドイツ映画)
・亡国のイージス・・・(ローレライに次ぐ戦争三部作の2作目)
・男たちの大和・・・(上記3部作の3作目)
・妖怪大戦争・・・(ギャグだと分かっていても見たい)
・NANA・・・(原作が良い。中島美嘉は適役かもね)
・容疑者 室井慎次・・・(真下の謎解きになる予感)


週末のレイトでみてるからお財布にも安心。
まぁ、でも最近はハズレが多いので過度な期待をもって見ない様に努力しよう!
[PR]
by 08design | 2005-07-05 11:54 | 勝手に映画批評

プライベート・ライアン

a0014323_1517036.jpgなんで今更!って思いますよね・・・

今、Wolfenstein Enemy Territoryという鬼畜ゲームにはまってまして、まぁ、連合軍とナチス軍のゲームなんですけど。ゲームをやっててふと、この映画を思い出し見たくなったわけです。

冒頭の上陸シーンのエグさが何度見ても忘れられない。上記ゲームをやっててもわかるけど、ほんとあっさり死ぬんですよ・・・人間って。戦争というもの自体がどういうものかを知らない世代の私にとって、この生々しさの中で生き抜いた人の情や行動なんかが、痛いほど押し付けられるシナリオ展開。リアリティを追求するがゆえに、なんとも見てて悲しくなる。

スピルバーグは、ほんと戦争題材のものが好きで、トムハンクスが好きで、アメリカ万歳で、とてもわかりやすくて良い。映画の中ででてくるジェイソン(だっけ)というスナイパーが妙に好きで、神頼みなんだけど、自意識過剰な面がある男。もしやAB型か?と思いたくなるんだが、特にラストのシーンで歩兵を狙うことだけに集中し、周りが見えなくなるとこなんか、私にそっくりだ!等と思ってしまう。

生というもの固執と、戦争を通しての豹変みたいなのを表現しているのかどうかはわからないが、やはり戦争は良くない。撃ちあいを見ててスゲーと思ったりしてしまうのだけど、実際の歴史で起こった事。今はゲームなんかで気軽に戦争ごっこもやれて笑えてるけど、少し罪悪感が残ったりもするなぁ。

でも、ゲームはやめられない(ぇ

映画なのかゲームなのかわからなくなっちゃった(笑


評価:★★★★
[PR]
by 08design | 2005-01-19 15:29 | 勝手に映画批評

ハウルの動く城

a0014323_2253365.jpg公開初日に作品を見るなんて、かなり久しぶりな事なんですが・・・まぁ、見てきました。かみさんがジブリ大好きなもんでね。。。千と千尋があれだけの話題になったもんですから、この作品に対するプレッシャーみたいなものはかなりあったとは思います。ジブリのは毎回騒がれるので、見に行く人も何らかの期待を抱いてみてしまう。結果、私みたいに今回は駄作だと思ってしまうのかもしれません。

声優に木村くんを起用した話題性で、まぁどうなることやらと思ってましたが、声優陣などに関してはそこまで違和感はありませんでした(同じ声優使いすぎだけどね)が、原作を知らない分、なんだこの映画は?と思うくらい纏まりの無いストーリー展開で、無理やり2時間で終わらせた感があり、ジブリ作品のいわゆるインパクト性がまったく感じられない。序盤の話の展開ではかなり期待をもったりします、だけど、そのほとんどが全て中途半端ににごらせて、あやふやにしている。ジブリ好きな人は、ただジブリ作品ってだけで感動したとか、良かったとか。。。それくらいのものしか得られない作品なのではないかと思う。

ハッピーエンドで終わろうが、なんだろうが、話が見えない映画はつまらないでしょ。まぁ、CGを使ってないのにあれだけの描写ができるのだけは、さすがジブリと思いましたけどね。内容についてはネタばれにならぬように一切書かないけど、何年ぶりかに感じた脱力感でした。はっきりいって面白くもなんともない。もののけや千が良かっただけに、悔やまれますな。残念っ!


評価:★
[PR]
by 08design | 2004-11-21 23:06 | 勝手に映画批評

コラテラル

a0014323_1332515.jpgトム様はいつまで経ってもカッコイイですな。ぶっちゃけ、内容云々よりも見ようと思ったきっかけは、『トム様が出てるから』・・・ってだけなんですけど、全般的に外れが無いと思うのもトム様効果なのかもしれない。多分、同俳優として主演している映画の中でトム様が出ている映画を一番多く見ていると思う。

でもって、今回は冷酷な殺し屋さんに扮したトム様。全篇通してなんだか重たい空気出まくりで、ある意味今まで見たこと無い演技を見れたように思う。普通のタクシードライバーが乗せた一人の客(トム様)、一夜で5ヶ所を回って空港まで送ってくれとチャーターされるわけだが、そのお客が5ヶ所を回る理由が、ある重要人物5人を次々に殺すためという目的。しがらみあい、悩まされ、葛藤に陥るタクシードライバーと、冷静かつ殺すことに何のためらいもない殺し屋。たった一晩の奇妙な時間が2人の運命を大きく揺るがす結果に繋がるのであーる。

人一人が死ぬことに対して、自分に関係の無い人だとしたら何も感じない。もし、この死がメディア等に大きく報道されたら、人は関心を抱き同情という名の哀れみを感じる。人間が普通に生活している中で、常に誰かがどこかで何かを行動し、例えばそれが殺人事件だったり、気付かないところで死んでたりしてても、それを知ることができる人、もしくは関心を抱けたり、助けたり出来る人がどれくらいいるのだろうか。それくらい、今の人間というものは他人に対して何も感じなくなっているのかもしれない。そういった暗く重苦しい感情を2極するタクシードライバーと殺し屋でうまく表現していたかな。

ラストの地下鉄の中のシーンが全てを物語ってる感じがしますので、必見かも。

トム様プロフィールはこちら

初めて女の子とと映画を見にいったのも、トム様作品の『ア・フュー・グッドメン』です。当時、ケビンコスナーの『ボディーガード』がめちゃめちゃ人気公開されてたんですが、有無を言わずにシリアスだろうがなんだろうがトム様作品をみてしまいました。最低なパターンですな(笑)。


評価:★★★★
[PR]
by 08design | 2004-11-19 13:55 | 勝手に映画批評

フォーン・ブース

a0014323_1131586.jpg至ってシンプルであり難しくもない。しかし、最初から終わりまで緊張感が続きっぱなしで、目が離せない映画。劇場映画では珍しい70分という時間、だけどこの映画は見終わったとき軽く2~3時間は見たような脱力感に襲われる。読めそうで読めない展開に、じっくり考える暇もない。そうです、ある意味ドキュメントタッチなこの映画に、見る者は虜になるでしょう。

世界中に携帯電話というものが普及している現代においても、公衆電話(電話BOX)は存在している。この話はその公衆電話で起きた事件の一部始終を表現している。なぜに公衆電話?という視点が、物語の一部にも出てくるけど、この小さな密室での出来事を心理的に迫ってくる感じなんか、もう最高である。ぶっちゃけこの手の映画には弱いです。

嘘と信用、そして駆け引き。この映画のキーワードかな。


評価:★★★★
[PR]
by 08design | 2004-11-12 11:31 | 勝手に映画批評

エレファント

a0014323_1129426.jpg衝撃的だった・・・に尽きる。この映画を選んだのは、アメリカで起きた銃乱射事件が内容だからってだけなんだけど、見終わった後に公式サイトを見て、またまた驚いた。去年のカンヌでパルム・ドールを受賞してるし、なんと監督は「グッドウィルハンティング」のガス・ヴァン・サント!・・・。そんなことも知らずに見てしまった映画。やっぱ下調べは大事ですね・・・私が如何にして映画を選んでるのかご理解頂けましたか?(笑

この映画、いや映画というよりリアルに近づけたフィクションドキュメンタリーだと感じた。この作品も、1時間ちょっとしかないのだが、そのシーンのほぼ8割は台詞がない。出演している役者の後ろから撮り続けていたりするカメラワーク。作られた感じがしないし、その場にいるかのような錯覚さえ覚える。出演している学生役のほとんどが撮影された地元の高校生3000人をオーディションで選んだという。わずかに出てくる台詞なんかもほぼ台本ではなくその場の雰囲気などで構成されているらしい。まぁ、あとから解説を読んでみて、なるほど!なるほど!と思うことばかりである。

というか、批評のしようがない・・・。何故なら、見ればわかる!。内容も無いよう(ぁ)。普通に学校での日常生活を見てただけ。あまりにも普通すぎるし、極めてリアル。何かを訴えようとしているわけでもなく、強制的に監督の思いや答えを表現したわけでもない。だけど、一つだけ言えること。映画が終わったあとに、え?・・・とまずは思うだろう。で一呼吸を置いた後に、これまた賛否両論になるに違いない。ストーリーのない作品がこれほどまでにインパクトを出せるって、ほんとガス・ヴァンすごいっす。


評価;★★★★
[PR]
by 08design | 2004-11-12 11:28 | 勝手に映画批評

スパイダーマン

a0014323_1126774.jpgシービスケット」でも主演したトビーマグワイアがスパイダーマン役ってのを知って、ちょっと驚き(先にシービスケットを見たからね)。あとニコラスケイジ監督の「ソニー」で主演したジェームズ・フランコなんかも出てて、結構やるね・・・なんて思ったわけだが、やっぱヒーローものはこの程度ですね。確かにエンターテイメント性は抜群だけど、中身は何もない。分かりきったことなんだけど、やっぱ期待して見ちゃったんで残念。

CGはいいですよ。普通に良い。でも素晴らしくは無い。

新種の蜘蛛に刺されて人間の体の遺伝子に突然変異が生じてスパイダーマンになっちゃう。手から糸なんか出ちゃいます。冷静に見ると、めっちゃ笑える展開もある。X-MENとかもそうだけど、SFチックなものは理解しようとして見たらダメなんだけど、ついつい「なんでそうなるねん!」って突っ込みながら見てしまう。ほんとスッパイ(失敗)作ダー(ぁ

スパイダーマン2も見ましたが、感想は割愛させていただきます。


評価:★★
[PR]
by 08design | 2004-11-12 11:27 | 勝手に映画批評

CASSHERN

a0014323_11234412.jpg微妙に話題になっていた映画です。ほぼ全編CG映画であり、役者の演技などどうでも良い作品だった。だけど、あえてそういう風になっていたからこそ、この映画は面白かったのかな。事実、うちのかみさんが見に行きたい!っていうことで見にいったので、それがなかったら見ていなかったでしょう。(唐沢さんは気になっていたけど・・・

映画の後半部分は、ほぼ社会的風刺と戦争批判が盛り込まれて、オリジナルアニメのキャシャーンなんて全然関係ない仕上がりに感服。名だけのキャシャーンと見た目重視だけで集められたキャスト。内容よりは見せたいという視点が強い作品であった。(監督が写真やPV専門の人間だからヴィジュアルに拘ったのも理解できる)

まぁ、だからこそ見る分には素直に楽しめたし、2時間半という邦画では長めの時間設定だったにも関わらず、あっという間にエンディングを迎えることが出来たほどのめり込めた。一つだけキモカッタのが、執拗なまでの親子感や母親感(マザコン気味)が異常すぎて、?って思う部分が多々見受けられました。

GLAYのTAKUROとHISASHIが出演してます。
ほんと、瞬きしてると見損なうほどのワンカットなんで探して見てください。
気付いたときに、思わず噴出します(笑


評価:★★★
[PR]
by 08design | 2004-11-12 11:24 | 勝手に映画批評